2016年12月26日 (仮訳)中国においてIllicium simonsiiに発生した新種、Terriera angularis Zhou, F. et al., 2012. Terriera angularis sp. nov. on Illicium simonsii from China. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000122/00000001/art00041. 【R3-03602】2016/12/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国湖北省においてIllicium simonsiiの落葉に生じた菌を検討し、Terriera angularisとして新種記載した。 本種は子嚢果が三角形~四角形で子嚢胞子が無色糸状であることなどで特徴づけられた。 本種はT. minorに非常に類似していたが、子嚢果や子嚢胞子の形態で区別された。 中国湖北省神農架林区官門山 (新種) Terriera angularis Y.R. Lin, F. Zhou & Xiao Y. Wang 語源…角張った(子嚢果の形状から) 【よく似た種との区別】 Terriera minor 子嚢果が埋生する 子嚢のサイズが類似している 子嚢の形状が類似している 本種と異なり子嚢果が三角形~四角形で稀に楕円形なのではなく楕円形~長楕円形 本種より子嚢胞子の幅が広い 本種と異なり子嚢胞子の両端が僅かに先細りになる Terriera cladophila 本種と異なり子嚢果が三角形~四角形で稀に楕円形なのではなく円形~楕円形 本種と異なり帯線を生じる 本種と異なり子実下層が多角菌糸組織~伸長菌糸組織ではなく多角菌糸組織および交錯菌糸組織からなる 本種より子嚢の幅が広い